~ 既製品を組み合わせて作る 2頭用リード ~
多頭飼いのお散歩の『困った』あるある
一緒にお散歩するとリードが絡まる
2匹のワンコと散歩する場合、リードを普通に2本手に持っていて、ワンコが自由に動き回ると、リードが絡まってしまいます。そのまま放っておくと、ねじれてどんどん短くなっていきます。以前もそんな状況になり、絡まったリードを解こうとしていたら、1本を手から離してしまいました。無邪気に走り出す1匹を追いかけようにも、もう1匹はついてきてくれないため、なかなか追いつけない。(しつけの問題?)焦って必死に追いかけるも、犬はどんどん走っていく…。そうこうしているうちに車が走ってきて、心底ヒヤッとしたことがあります。
一人で2匹を散歩するのは大変
左右の手に分けて持っていても、持ち替えが必要になるタイミングは多々あります。持ち変える際に取り落としてしまうこともあり、リードを複数持ってお散歩するのは正直少しハードルが高いです。道行く人に気を配りながら、リードを絡まないようにさばいて、ワンコ達も満足いくようにお散歩させることは、大人でもそれなりに注意が必要です。子供だけでお散歩させる時などは、少々不安がありました。
この2匹用リードで解決!
どうにかして絡まない1本持ちのリードが出来ないものか…。既製の多頭用ドッグリードでは、どうしても絡まってしまい、上手くいきませんでしたが(別記事参照)、試行錯誤を重ねて最適な組み合わせを見つけました!このリードに変えてからは、絡まることはなくなり、散歩が断然楽になりました。子供1人でも安心して散歩に行かせられます。それぞれ別のお店のアイテムを購入して勝手に組み合わせて作ったものなのですが、その作り方を紹介したいと思います。もう4年近く使い続けているので、便利さは間違いありません。絡まないし、ねじれない。
同じ悩みを持つ多頭飼いの皆様のお役に立てれば嬉しいです。
必要なアイテムはこの4つ。
ショートリード
まずはショートリードです。自分が手に持つものです。このようなものを使っています。全長30センチ程度です。使用感としては若干長めかな?と思います。この部分は、もう少し短いタイプのものがあれば、その方がいいかもしれません。
大切なのはこの金具『ナスカン』↓(回転するフック式のもの)がついているショートリードにすることです。
4年の年季が入ってます…。
この金具があることによって、手持ちの部分がねじれることを防いでくれます。
こちらを使用(39cmブラック)(amazon)
次は 回転カン
ショートリードと犬へとつながるリードをつなぐための回転式の金具です。
ショートリードの間にこの金具を挟むことによって、ワンコがグルグル回っても絡まることはありません。
先ほどのショートリードと回転カンを繋げます。
回転カン
を使用しています
さらに 鉄砲ナスカン ×2個
次は鉄砲ナスカン!これはこのサイズが大事です。
次に紹介するワンコに繋げるリードなのですが、リード付属の部品が通るために必要な最低限のサイズです。
鉄砲ナスカンにリードの持ち手を通します。
これを2つ作って、先ほどショートリードとつなげた回転カンの反対側につけます。
ちなみにこの鉄砲ナスカンについてはワンちゃん30キロまで大丈夫と記載があります。
大小版鉄砲ナスカン
の30mmを使用しています
犬用リード
このリードを選んだのは、持ち手の付け外しが出来て(鉄砲ナスカンに通すため)、リード自体の長さが調節できるからです。
そしてハーネスにつながる部品もナスカンになっています。もう一生絡まる気がしませんね。
大きいほうの鉄砲ナスカンを回転カンに取り付け、あとはリードの先端をハーネスに繋げたら 2頭リード の完成!
コーデュラリードの
ブラックとキャメルを使用しています
…おまけの ハーネス
ハーネスは手持ちのもので何でも良いと思います。カラーをそろえてトータルコーデしたので、ご紹介します。リードをつけっぱなしで首からスポッとかぶせて胴のサイドでバックルを止めるだけで簡単に装着出来るので、こちらを選びました。
4.0kgの子で
こちらの「ブラック」
baby2サイズを使用
3.3kgの子で
こちらの「リネン風チョコ」
baby2サイズを使用
バラせば1頭ずつのリードになるのが便利!
この2頭用リードの素敵なところは、鉄砲ナスカンのフックを外せばあっという間に1頭ずつのリードになるところです。
1匹ずつにする時は短くなっている方のリードの長さを長くします。
金具がしっかりしているので、金具の重量は少しありますが、補って余りある便利さです!
我が家は小型犬2匹で上記の部品で2頭引きリードを作りましたが、中型、大型タイプの犬種はそれぞれの部品の対応重量を確認された方が良いかもしれません。ちなみに2頭までです。3頭つなげると絡まります。
2頭飼いのお散歩が楽しくラクー♪になりますように。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。